新津田沼メンタルクリニック

習志野市 の 精神科, 心療内科  新津田沼メンタルクリニック

〒275-0016 千葉県習志野市津田沼1-15-2
TEL 047-409-9251

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発達特性外来の受診をご希望される方へ


2024年1月以降、当面の間新規受付を停止いたします。再開時期は未定です。
尚、松澤は隣接の連携心理施設ライデックでも発達特性の相談に応じています(家族のみも可)。


発達障害についての新患診察は専門外来にて行っています。
予約にはご不便をかけてしまうことがありますが、診察時間を十分に確保するためにもご理解をお願いいたします。

本外来では、発達障害特性をお持ちか、持っているなら医療的支援が必要か、という観点から診察をしています。
予約の面では当院の対応能力上少ない数でしかお受けできないのは申し訳ないのですが、予約取得が難しい場合には他院もご検討ください。
検査・治療ともに当院でしかできないことが特別にあるわけではなく、ごく一般的な診療をしております。

また、待合室が狭く、待合室の安寧を保つために、診察時間まで静かに待つことが難しい方や、攻撃性・衝動性の高い方は受診をご遠慮いただいています。

副院長 松澤大輔

 
予約について

2020年3月より発達特性外来を原則 木曜日の10時~ 11時~に変更いたしました。
毎月月初に翌月分の予約を受付開始いたします。(月初が休診日の場合はその翌日)
十分な診療の確保のため選定療養費にかかる予約制とさせていただきます。
保険診療による自己負担金とは別に10,000円(税込)を初診時のみ頂戴いたします。
発達障害に関するセカンドオピニオンを希望される方も同様に発達特性外来のご予約をお願いいたします。
中学生・高校生についてはお問合せください。

 

2024年1月の発達特性外来    

2024年1月以降、当面の間新規受付を停止いたします。再開時期は未定です。
 

2023年12月の発達特性外来(2023年11月2日受付開始)     

※2023年12月分の予約は終了しました。
2023/11/2(木)9:00~お電話にて受付いたします。
2022/12/7・14の4枠 (※10:00~ 11:00~)を受付させていただきます。
定員になりましたら締め切らせていただきます。 

 

 

検査について

医療関係者の方へ

当院では、いわゆる発達障害の中でも、自閉スペクトラム症(ASD)について、専門の心理士が国際的に信用度の高い診断ツールであるADOS-2及びADI-Rを使い、知能検査(WAIS-IIIやWISC-IV)とVineland-II適応尺度検査と組み合わせた上で総合的な診断をしています。

発達障害について、自分がどうなのかを知りたい、指摘されたが本当だろうか、そんな疑問をお持ちの方は当院での発達特性に関する検査が有用な可能性がありますので当院における検査をご考慮ください。

★当院での検査が単に「発達障害かどうか」を判定するだけでは意味が無いと考えています。生活をより良くするための手がかりのために検査を行うということをご認識頂ければと思います。

★当院の検査自体は就学前の幼児から対応可能ですが、小児(特に16歳未満)の方は居住地の行政による発達支援相談機関(療育センターなど)の支援が必要不可欠です。まずはそちらを優先させてください。もちろん、地域の発達支援センターと連携を取ったうえでの協力はすることができます。

ADOS-2(1-1.5時間程度)

本人を対象とし、検査ツールや質問を通じて自閉スペクトラム症(ASD)の評価に関連する様々な項目を検査します。対人関係に影響するコミュニケーションの取り方や、想像力・限定的興味など、ASDの方が持つ特徴的な行動や思考形式について詳しく把握することができます。専門性の非常に高い検査で、当院の心理士はカナダで専門の講習を受け、日本でも専門家から継続したトレーニングを受けています。

ADI-R(2時間程度)

養育者に対し、特に本人のASD傾向が出やすい4-5歳頃の様子を中心に、様々な場面における行動を質問することでASDの診断に役立てます。こちらも専門性の高い検査で、当院の心理士はアメリカにて専門の講習を受け、本検査を指導のない状態で取ってよいというライセンスをアメリカの研究機関より授与されています。

Vinland-II適応尺度検査(1時間程度)

同年齢の平均的な人と比較して、ASDや知的障害を持っている人の日常生活における様々な場面での適応や技術水準を評価し、必要な支援・福祉の質と量を判断する材料とします。こちらも専門の講習を受けた心理士が実施します。

WAIS-III(成人対象)もしくはWISC-IV(16歳以下)(2時間程度)

いわゆる知能検査でIQを測定します。ただし、ここで示されるIQは単純にその数値が意味を持つのではなく、様々な検査の組み合わせの中で、どの項目が得意か不得意かという部分が診断や本人の持っている認知能力を推定する上での参考になります。

学習障害(LD)に対する検査 (1時間程度)

学習障害は読み書き計算に特化した障害です。独立して存在したり、ASDやADHDの特性が関与していることもあります。学習障害に特化した検査(URAWSSなど)の他、その他の認知機能評価も併せて行うことがあります 。この検査は連携心理機関(ライデック)にて行います。

 

検査費用と受診から検査の流れ

ADOS-2、ADI-R、Vineland-II、学習障害検査は自費での検査になります。知能検査は保険適応となります。
費用に関しては主治医か、クリニックまでお問い合わせください。

通常の診察を受けている方でも、ご希望があったり、生活上の問題にご自身の発達特性が影響していると判断した場合、検査を提案することがあります。

★十分な診療の確保のため選定療養費にかかる予約制とさせていただきます。
  保険診療による自己負担金とは別に10,000円(税込)を初診時のみ頂戴いたします。
   
医学的診断の適応でない、もしくは現時点で検査はお勧めできないと判断することもあります。予めご了承ください。

ご⾃宅で印刷可能な⽅は、問診票をプリントアウトして記⼊してください。


  

 
医療関係者の方へ

当院ではここに記したように発達特性に関して検査をしています。
当院での検査は診断に役立ちますが、結果単独で被験者の方の診断を下すツールでは無いことにご留意下さい。
検査をし、それを踏まえた何らかの判断をすることが患者さんの日常生活や職務、学校生活上役に立つかどうかをお考えの上、ご相談いただければ幸いです。
検査をすることに対する患者さん及びご家族の心理的側面にもご配慮いただき、
医療関係者の方には、単に患者さんが発達障害ではないかという疑問だけでご提案されないようにお願いします。